♯News感想♯ 2021/1/末
神田沙也加さんの転落死に「コレ誰?」 de CG世界へ消え去る少女を想う――の巻き

神田沙也加さんの転落死が世を驚かせたのは去年の12月半ばのことで、もうすぐ49日の法要を迎える。
その時も、そして今も、正直言って彼女の死にまったくもって現実感がわいてこない。
それは……なんでだろうな……。
誰かわからなかった
「これ、誰――?」
転落死を伝える記事に掲載されている画像写真を見て一番に思ったのがそれ。
その後も同じで、目にしたどの写真を見ても、それが神田沙也加さんだという実感がわいてこなかった。
それどころか美容サイトを開けばどこにでもいそうな女性にしか見えなくて、そのことがまるでフェイクニュースのごとくに、神田沙也加さんという1つの現実の命――≪個≫が失われたという感覚を鈍らせてくる。
ともすれば、CG世界に生きる作り物の<少女>のよう――。
この違和感、私が年をとったせいかもしれないな……と自分自身に問いもする。
ほら、よく若いアイドルを見て親がいってなかった?
「みんな同じ顔で区別がつかない」
って。
そのせいかもしれない。
ただ、私の中の<神田沙也加>は美男の父に似た、ハンサムビューティーさんだったのだ――。
唯一無二の≪個≫にして……
むろんこの答えを自身で得られるはずもなく、だからただただ思った――、
並ぶもの少なき才能を花開かせ、自分だけの歌声で世を魅了したのに、どうしてみんなと同じ≪外見≫を求めたのだろう、どうして≪個≫を失う姿を望むのだろう。
なんか、そこがとても、本当にとても、哀しい――。
母への想い……?
でもね、そこでちょっと思ったんだよね……、
私が父親似と評した神田沙也加さんは、いろいろ言われてはいるものの、母親に憧れていたのかなぁって。
この意味、アイドル松田聖子に馴染みのある人にはわかると思うんだけどな……。
おわり
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